ウエストよりも長かった美しい金髪がカットされると、にこやかな笑顔を見せた。そしてきれいにまとめられた自分の髪を見せられたレイリー君は「こんなに長いとは思わなかったよ。すごいね! 自分の髪を手にしてるって不思議な気分だよ」とコメント。新しいヘアスタイルについて聞かれると「とっても気に入っているよ」と明かした。
母のデイジーさんは地元メディアのインタビューに「長い髪は言わば息子のアイデンティティだったの。『長い髪と言えばレイリー』と言われるくらいにね」と話しており、息子の大きな決断には「とても誇りに思うわ」と述べている。
なおデイジーさんは今月3日、「小児がんの治療研究に充てて欲しい」と約1万4000円(100ポンド)を目標にクラウドファンディングサイト「GoFundMe」を立ち上げた。サイトには日本時間20日の時点で約78万円(5600ポンド)以上の寄付が集まっており、「よくやったね。レイリー君」「短い髪も良く似合うよ」「素晴らしい決断。君を誇りに思う」といったメッセージが多数寄せられている。
ちなみに「リトル・プリンセス・トラスト」には2018年、英王室のキャサリン妃も、約18センチの髪を寄付して話題となった。髪の長さは少なくとも17センチあることが必要で、日本からの寄付も可能だそうだ。
画像は『Mirror 2020年8月18日付「Boy, 9, with ‘Rapunzel locks’ has first ever haircut to make wigs for cancer patients」(Image: PA)』『The Little Princess Trust 2020年8月19日付Instagram「Remember Reilly?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)