俳優ジョン・トラボルタの妻で女優のケリー・プレストンが米時間12日、57歳でこの世を去った。乳がんに侵されていたケリーは、2018年から2年間、病気を公表することなく静かに闘病していたようだ。『People.com』などが伝えた。
俳優ジョン・トラボルタの妻で、『スペースキャンプ』(1986年)『ツインズ』(1988)『ザ・エージェント(原題:Jerry Maguire、1996年)』などで知られる女優のケリー・プレストンが米時間12日、57歳の若さで逝去した。家族が『People.com』に明かしたところによれば、ケリーは2018年から2年間乳がんで闘病していたそうで、故人について次のような声明を綴っている。
「ケリーは家族や親しい友人に支えられながら、闘病生活を公表することなく、長い間治療を続けていました。明るく美しく、何より他人を思いやり、触れるものすべてを生き生きと活気付ける、愛情に満ちた女性でした。」
夫のジョンも自身のInstagramに長文を掲載、医師や看護師、病院施設、またケリーの闘病をサポートした友人らへの感謝の気持ちとともに、次のように明かした。
「妻はたくさんの人達の愛とサポートのもと、病気に果敢に立ち向かいました。」
「しばらくは、母親を亡くした我が子達に寄り添って過ごすつもりです。少しの間、連絡が取れなくなるかもしれないので、この場を借りてあらかじめ謝罪させてください。」
「この先、私達の心は皆さんからの溢れる愛情を身に沁みて感じながら、次第に癒えていくことでしょう。」
ケリーは1991年9月にジョン・トラボルタと結婚、1992年に長男ジェットさん、2000年に長女エラ・ブルーさんが誕生した。一男一女に恵まれ幸せな結婚生活を送っていたが2009年1月、クリスマス休暇で訪れていたバハマで当時16歳だったジェットさんが発作を起こし、旅先でそのまま帰らぬ人となってしまうという悲劇に見舞われた。最愛の息子を亡くしたケリーとジョンだったが、