乗客による飛行機内での迷惑行為は絶えることがない。このほど離陸前の米格安航空会社「jetBlue(ジェットブルー)」機内で、大声で文句を言い、唾を吐きかけたり航空会社職員を殴るなどの迷惑行為に及んだ酩酊状態の女が降機を命じられ、逮捕された。『NBC 6』『CBS Miami』などが伝えている。
2月14日の夜、フロリダ州ブロワード郡にあるフォートローダデール・ハリウッド国際空港からラスベガス行きのジェットブルー航空7便の機内で、ひとりの女がとんだ迷惑行為に及ぶ姿が別の乗客の携帯電話で撮影された。
ニューヨーク在住のバレリー・ゴンザレス(32歳)は、指定された座席が小さな子供の隣だったことに気付くと、大声で「私は一日中飲んでるんだから、3歳のクソガキの隣になんか座らないわよ!」と文句を言い、CA(客室乗務員)の許可を得ずに勝手に別の座席に移動しようと試みた。この時、バレリーは自分と同じ列に座っていた女性乗客に席を代わるよう頼むも拒否されると、腕でその女性を叩いたという。さらにバレリーは前の座席の乗客にも暴言を吐き、その座席に向かって唾を吐きかけた。
バレリーの迷惑行為に気付いたCAがブロワード郡保安官事務所へ通報し、駆けつけた保安官が降機を命じると、バレリーは「なんで降りなきゃならないのよ。私は何も悪いことなんてしてないわよ」と文句を言い続けた。しかし指示には逆らえず、