テレビのトーク番組やメディアに登場することも度々あった。そのため今回、フローリンさんがフィリップさんの遺産を受け取ることに対しても多くの注目が集まっている。
特にフィリップさんの兄弟であるトニー・クレメンツさん(Tony Clements、71)はフローリンさんが「遺産目当て」だったと非難しており、こう話している。
「以前トーク番組に出演した時、司会者に『お金目当てですよね?』と言われてフローリンは否定していました。ですが、どう考えてみても若い彼が81歳もの老人に興味を持つとは思えないんですよ。それに私がフィリップの立場なら、同じ年代の人を探したでしょう。しかしフィリップは明らかにフローリンを愛していました。」
また他の兄弟も「フローリンはヒルが血を吸うように望むものを手に入れたんです」と揶揄した。
ちなみにフィリップさんとフローリンさんは同性愛者向けの出会い系サイトで知り合い、2017年4月に結婚している。当時イギリスに住んでいた2人はルーマニアに移住したが、結婚から5か月後にフローリンさんのゲイバー通いがきっかけで一度別れていた。
しかしフローリンさんは週に1度だけゲイバーに通うことをフィリップさんに許され、2人は再び一緒に暮らしていたようだ。『LifeDaily』では、2人は一緒に買い物や映画、旅行などに出かけ、お互いに笑って過ごす日々を送っていたと伝えている。
フローリンさんが純愛だった否かは本人にしか分からないが、聖職者を引退した後、同性愛者として自分らしく生きようとしたフィリップさんにとって、フローリンさんの存在は彼の最後の人生を豊かにしたことは確かなようだ。
画像は『The Sun 2020年6月5日付「SOB STORY Romanian toyboy, 27, insists ‘2 days of crying is enough’ as he lands £150k inheritance after death of vicar husband, 81」(Credit: Supplied)(Credit: BPM Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)