一度も料金は支払っていないという。これはヤンさんにとって迷惑なだけではなく、お店側も商品を廃棄しなければならないので被害を受けている。1日で10件の配達を受けた日の合計金額は450ユーロ(約5万5千円)に上ったそうだ。
実は約32キロ(20マイル)離れた町に住むヤンさんの友人も同じように9年間、何度もファストフードの配達を受けているというのだ。このことからヤンさんは2人の共通の知人が犯人だと確信している。2人はこの迷惑な配達をすでに警察に通報しているが、未だに犯人は分かっていない。
この不思議な配達について、海外掲示板「Reddit」に記事が投稿されると「なぜ断られるって分かっているのに、お店側はまだ配達を続けているの?」「警察が注文された場所の特定ができないなんて驚きだよ」など疑問を持った人のコメントが相次いでいる。「これだけ長い間ずっと嫌がらせをされたら、この人は謝られても許せないだろうね」とヤンさんに同情するコメントも見受けられた。
画像は『The Brussels Times 2020年6月3日付「Belgian man has been receiving pizzas he never ordered for years」(Credit: Pxhere)』『HLN 2020年5月27日付「Jean (65) krijgt al jaren ongevraagd pizza’s aan huis geleverd: “Tot 14 pizza’s tegelijk. Maar ik heb nog nooit iets besteld”」((C)Jef Van Nooten)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)