ヘンリー王子とメーガン妃が、このほどロサンゼルスで社会復帰支援活動を行うチャリティー団体施設を訪れた。夫妻は同施設のキッチンに入り、マスクにグローブ、ヘアネット、エプロンを着用し、貧困にあえぐ高齢者や若者のための食事作りに精を出した。
米時間23日にヘンリー王子・メーガン妃夫妻が訪れたのは、ロサンゼルスの「Homeboy Industries」だ。同施設は前科者や元ギャングらの社会復帰を支援する目的で、グレッグ・ボイル神父によって32年前に創立された。毎年、人生の再出発を目指すおよそ9000人に職業訓練を実施しているほか、タトゥー除去やカウンセリング、GED授業(高校卒業認定試験の準備クラス)の開講、法律相談などを無料で行っている。
ロサンゼルスのカトリック系女子校「イマキュレート・ハート・ハイスクール」を卒業したメーガン妃は、同校と深い関わりを持つボイル神父とは旧知の仲だ。20年ほど前には母ドリアさんとともに、ボイル神父が開催した「Homeboy Industries」のクッキングワークショップに参加にしていたという。
そんな馴染みのある施設に夫ヘンリー王子とともに立ち寄ったメーガン妃は、パンデミックの影響により十分な食事にありつけないロサンゼルス近郊の高齢者や若者に食事を届ける「#FeedHOPEプログラム」の活動を手伝った。「Homeboy Industries」のSNSには、
「ハリー&メーガン(サセックス公爵夫妻)、昨日は我々の施設を訪れ、カフェ&ベーカリーチームとともにキッチンに立ってくださり、ありがとうございました!」
といったメッセージとともに複数の写真が公開されている。そこにはマスクにグローブ、ヘアネットにエプロンを着けたヘンリー王子とメーガン妃が並んでキッチンで作業をする姿や、食材を容器に盛り付けるメーガン妃、さらにスタッフとの集合写真がある。
ボイル神父はこの日の夫妻の様子を、