岡村隆史が風俗店を巡る不適切な発言について、4月30日放送の深夜ラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で生謝罪した。さらに途中から出演した相方の矢部浩之が1時間以上にわたり岡村を公開説教したところ、その厳しい言葉がTwitter上で「矢部の話の重み」「この激励が良い方向に変わるきっかけになりますように」と反響を呼んだ。ただ謝罪後も批判する声は続いており、騒動がおさまるには至っていない。なぜここまで炎上したのか、ビートたけしやカズレーザー(メイプル超合金)がそれぞれテレビ番組で興味深いコメントをしている。
ビートたけしは5月2日放送のTBS系『新・情報7DAYS ニュースキャスター』で、岡村隆史が4月23日に『オールナイトニッポン』で話した風俗店を巡る発言について「岡村はネタを間違ってるんだよ、コロナじゃなくてバブルの時のネタなんだよ」と指摘した。
1990年代のバブル崩壊時代に、ラサール石井が話した「バブルの時は銀座で50万円払ってもお尻を触ると『いやらしいわね』と怒られたが、バブルが弾けたら新宿で1万円払えば付き合えた」というネタを振り返って「それをコロナの時にしてはいけないんだよ、間違っちゃったんだよ」というのだ。
安住紳一郎アナウンサーが「たけしさんは(リスナーに)真意が伝わらなかったとみているわけですね」と確認したところ、「うん、使っちゃいけないネタがあるんだよ。バブルで弾けた時には使えるけど、コロナのネタは使えないのに間違えたんだよ」とうなずいた。
ビートたけしがお笑い芸人の視点から岡村隆史がネタの選択を間違ったと解釈したのに対して、