「X Æ A-12」という名前はそれぞれ「X=未知の変数」「Æ=愛、AI(人工知能)」「A-12=2人のお気に入りの機体SR-71の前身/グライムスの大好きな曲『Archangel』&今年の干支、“庚子”(かのえね)」の意味が込められているのだそう。イーロンは「Xはエックス、 Æはアッシュと発音する」と明かしている。
このなんとも奇想天外な名前には、「2人が先を行き過ぎていて、ついていけない」「マニアックすぎる!」といった声があがっている。また「数字や記号、絵文字などは人名には使用できない」とのカリフォルニア州の法律に言及する声も見られ、もしグライムスがカリフォルニア州で出産していた場合、「息子の出生証明書の記載はどうなるのか?」などにも引き続き注目が集まっているようだ。
ちなみにイーロン氏とグライムスほどではないが、「人と違う」「個性的な名前」を好み、子供にそこそこの“キラキラネーム”を付けているハリウッドセレブは実に多い。以下はほんの一例だが、ザッと挙げただけでもこのようにユニークな名前がズラリである。
■ビヨンセ&Jay-Z…ブルー・アイビーちゃん(Blue Ivy)、ルミちゃん(Rumi)、サーくん(Sir)
■マライア・キャリー&ニック・キャノン…モロッカンくん(Moroccan)、モンローちゃん(Monroe)
■トム・クルーズ&ケイティ・ホームズ…スリちゃん(Suri)
■リース・ウィザースプーン&ジム・トス…テネシーくん(Tennessee)
■キム・カーダシアン&カニエ・ウェスト…ノースちゃん(North)、セイントくん(Saint)、シカゴちゃん(Chicago)、サームくん(Psalm)
■クロエ・カーダシアン&トリスタン・トンプソン…トゥルーちゃん(True)
■カイリー・ジェンナー&トラヴィス・スコット…ストーミーちゃん(Stormi)
■キャメロン・ディアス&ベンジー・マッデン…ラディックスちゃん(Raddix)
■アダム・レヴィーン&ベハティ・プリンスルー…ダスティ・ローズちゃん(Dusty Rose)、ジオ・グレースちゃん(Geo Grace)
■ケイト・ハドソン&マシュー・ベラミー…ビンガムくん(Bingham)
他にも娘に「重力」という意味のグラヴィティ(Gravity)と名付けたモデルのラッキー・ブルー・スミスや、同じく娘に「王族」「印税」を意味するロイヤルティ(Royalty)と命名したクリス・ブラウンなどはかなり風変わりといっていいだろう。俳優ニコラス・ケイジは前妻アリス・キムとのあいだに授かった息子にカル=エル(Kal-El)(クラーク・ケントとして地球で暮らす前の、スーパーマンの本名)と名付け、当時はかなりの物議を醸していた。
画像は『Gwyneth Paltrow 2020年2月1日付Instagram「Sparkles for @bradfalchuk who is receiving the valentine Davies award for the positive impact he has made on young writers.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)