モデルでタレントのMattは3月31日にインスタグラムのストーリーズを更新。「自分たちは確かに表現者だけど、いまこの時にテレビでやることって本当に考え直した方がいいと思う。まだまだ局の対策があまいし、普通に近くで話してくるから怖い。自分たちも人間だし、ほんとに考え直した方がいいよ。」とテレビ局に願い出た。「たしかに収録は無観客にはしてるけど、普通にスタッフとか共演者とかの距離が恐ろしいくらい近いの。」と人と人が密接していることを挙げ、「芸能人はモノじゃない」「健康でいなきゃ何もできないの。お願いだから気付いて。」などと真剣に訴えた。

またタレントのりゅうちぇるの妻でモデルのぺこも3月30日にツイッターで「わたしが言っていい立場か正直わからないけど、言わせてください。。。」と前置きし、「テレビなどもはやく収録とかやめてほしい、やめたほうがいいと心から思っています」とアメリカの番組と比較して「必然的に人と近い距離で話す、当たり前に数十人が同じ空間にいるなど。怖いと思う条件がたくさんあります。」と危惧した。

これらの訴えに、芸能人ではない一般の人たちも賛同する声が多いようだ。ネット上では「3密のスタジオでやってるのも多いんじゃない？　どうせなら前のドラマの再放送ばっかりでもかまわないよ私は」「テレビの収録とか芸能人の方々も自分の身を守るってとっても大切。今のやらなくても今までのDVDとか録画とかため込んだもので視聴者はやり過ごせるよ」「番組内でいろいろ対策についてコメントしてるけど、実践してくれないと。観客いなくてもスタッフや出演者がいて、出演者はマスクもしてないし危険」「テレビを見ていて気になってました。特にロケとか。マスクしないで、いろんな所に行って」「収録、生放送となるとスタジオという密閉空間に30人近くの多くのスタッフ、演者が集まります。とても怖いです」「危ない危ないと伝える側がなんの危機感もないんです。まるで他人事」などテレビ出演者やスタッフの身を案じる声が多く見受けられる。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）