出川哲朗の熱い要望で実現したというテレビ朝日系トークバラエティ番組『アメトーーク!』の企画「ありがとうノムさん芸人」が4月23日に放送された。お笑い芸人たちが、2月11日に虚血性心不全で亡くなった野村克也さん(享年84)が監督を務めたプロ野球チームのユニフォームを着て「ノムさん愛」溢れるトークを繰り広げるなか、やはり出川の思い入れはひと際熱いものだった。
出川哲朗はヤクルトスワローズの大ファンで、スワローズ公式ファンクラブの名誉会員第1号に任命されたほどである。昨年7月11日に神宮球場で行われたヤクルト初のOB戦『スワローズドリームゲーム』では始球式を務め、試合前に「GOLDEN 90’s」の指揮官・野村克也監督とその教え子である古田敦也さんに挟まれてスリーショットに納まった。
そんな出川哲朗をはじめ「ありがとうノムさん芸人」には、サンドウィッチマン・伊達みきおが楽天イーグルス、陣内智則とアンジャッシュ・渡部建とロッチ・中岡創一が阪神タイガース、ずん・飯尾和樹がヤクルトスワローズ、アンガールズ・田中卓志が広島カープのユニフォームを着てひな壇に並んだ。野村さんは広島カープの監督にはなっていないが、アンガ田中はプロ野球解説者としても野村さんのことが大好きだったという。
出川哲朗が「ノムさんの足跡」コーナーでMCを担当すると、陣内智則から「ギャンブルスタート」だと冷やかされた。冒頭から噛み噛みなしゃべりの出川をMCに起用する演出を、野村監督が考えた「3塁走者はバッターが打った瞬間にスタートするという策」の呼び名にかけたもので、そのように全員が野村監督について様々な情報やエピソードを知っているのだ。
出川が「ノムさんの足跡」について進めていると、