このほどロサンゼルスの街にヘンリー王子のグラフィティがお目見えした。スウェットパーカー姿のヘンリー王子を描いたのは、グラフィティアーティストとして活躍するキース・ビーレさんだ。キースさんは『People.com』のインタビューに対し「ロサンゼルスに越してきたヘンリー王子を歓迎したかった」と語っている。
今月初め、ロサンゼルスのビーチウッド・ドライブ(Beachwood Drive)とフランクリン・アヴェニュー(Franklin Avenue)の一角に、ヘンリー王子のグラフィティが登場した。かなり年季の入ったユーティリティボックス(電子機器保護用のキャビネット)に描かれているのは、ブルーのスウェットパーカーを着たヘンリー王子が黒パンツのポケットに手を突っ込んでいる姿だ。
ユーティリティボックス・アートと呼ばれるこのグラフィティを手がけたのは、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、キース・ビーレさん(Keith Biele)だ。キースさんは、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻がカナダからロサンゼルスへ移住してきた際、トランプ大統領が「警備費用は払わない」とツイートしたことを受け、アートを通じてキースさん流のウェルカムを表現することを思いついたようだ。
ユーティリティボックスに描かれたヘンリー王子はブルーのパーカーを着ているのだが、そこには「KEEP CALM AND WASH HANDS」のメッセージと王冠のロゴが入っている。「KEEP CALM AND WASH HANDS」はイギリス政府が第二次世界大戦前に作成したポスター「KEEP CALM AND CARRY ON」(平静を保ち、日常生活を続行せよ)をもじったもので、