ピアスショップを経営するミケーレさんという恋人で、キアラさんが施術をしてもらうようになって1年半ほどしてから交際を始めたのだという。実はこれまでのキアラさんの身体改造のほとんどがミケーレさんかキアラさん自身で施したもので、白目に入れた黒のタトゥーもミケーレさんによるものだ。
耳の大きな穴に飾りを付けたミケーレさんとユニークな外見のキアラさんが並んで歩くとかなり人目を引くが、ミケーレさんは「キアラに施術できることを非常に誇りに思っている」と明かしており、キアラさんの身体改造ついては次のように語っている。
「目のタトゥーを施術したのは、キアラが初めてだったんだ。不安もあったけど、スムーズに済んで良かったよ。キアラの身体改造で僕の一番のお気に入りは女性器への施術さ。小陰唇を伸ばして、大陰唇にはインプラントを入れたんだ。試行錯誤して時間がかかったけど、彼女とより親密になれたし、最終的にはキアラが満足してくれたんだ。僕が施術する時は、彼女に最大のリスペクトを込めているよ。だってキアラは僕を全面的に信頼して身体を預けてくれるわけだからね。」
一方でキアラさんの母サマンサさんはというと「娘の身体改造をサポートする」と述べつつも、心情は複雑のようである。サマンサさんは母としての気持ちをこのように吐露した。
「誰にだって夢中になるものがあって、キアラの場合はそれが身体改造だったってことでしょうね。でも一番心配なのは、世間があの子をどう見るかってことなの。もちろん外見がいくら変わっても、あの子の本質は変わらないということはわかっているのよ。あの子は人と違うことを楽しんでいるようだし、人からじっと見られても気にしないみたいだけど、世間は人を外見で判断するところがあるでしょう。」
「それに感染症などの健康上の問題が起こらないか心配ね。特に目かしらね。あの子が選んだ道とはいえ、やはり気になってしまうの。」
しかし母の心配をよそに、キアラさんは「鏡の中の自分を見つめると、そこにはいつも『こんなふうになりたい』と思っていた自分がいるわけ。だから私は今、とても幸せなの。そしてこうして幸せでいられることこそ、何よりも大切だと思うの」と屈託ない。また世間の反応については「外出するとジロジロ見られるし、嫌なことも言われたりするわ。でもだからといって自分を正当化したりはしないの。ただ最悪なのはこっそり写真を撮られることね。『写真を撮りたい』って言ってくれれば『ノー』とは言わないのに…。それでも世間のこういった反応については、仕方ないと思ってるわ」としっかり受け入れているようである。
ちなみに理想を追い続けるキアラさんの次の身体改造は、頭皮にチタン製の角を埋め込むことと、おでこにシリコンを入れることだそうだ。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)