父から「もっとしっかりと綿密な計画を練るよう」言い渡されてしまったそうだ。そのため今後のプランを記載した書類を作成し年明けに渡したところ、今度は「状況が複雑かつ特殊なため、今後について、とりわけ2人の財源に関して熟考するためのさらなる時間が必要」との返事が。ヘンリー王子は父親に相談を持ちかけるも、結局2度とも取り合ってもらえなかったようだ。
兄ウィリアム王子は、ウィンザーのフロッグモア・コテージを訪れ話し合いの場を持とうと努めたそうだが、結局こちらも実現することはなかったという。ヘンリー王子とメーガン妃がInstagram上での爆弾宣言という思い切った行動に踏み切った背景には、2人の計画になかなか耳を貸そうとしない家族に2人が業を煮やしたことが大きく関係しているようである。
ちなみに夫妻のInstagramの文面についても誰にも相談しなかったようで、チャールズ皇太子とウィリアム王子がこのことを知ったのは、Instagramへの投稿わずか10分前だったという。エリザベス女王にいたっては「詳細が決定するまで公言しないこと」との言いつけに背かれたばかりか、投稿されることすら事前に知らされなかったと言い、夫妻のこのたびの身勝手ともとれる行動には他のロイヤルメンバーも失望しているそうだ。
昨年11月には次男アンドルー王子が買春疑惑の余波を受け公務見合わせを発表、クリスマス直前には夫フィリップ王配が入院する(現在は退院)など、このところ心配事が尽きないエリザベス女王。そんななかで起こった孫息子夫妻による“反乱”は、93歳という高齢の女王に相当大きなダメージを与えたと思われ、国民は次々と襲いかかる“ファミリー・クライシス”に疲労困憊する女王の身を案じているようだ。
画像は『The Royal Family 2019年12月11日付Instagram「Tonight The Queen and Members of The Royal Family welcomed the world’s ambassadors to #BuckinghamPalace at the annual Diplomatic Reception.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)