英王室ヘンリー王子・メーガン妃夫妻の「高位王族からの引退」表明を受け、エリザベス女王がヘンリー王子、チャールズ皇太子、ウィリアム王子に対し、四者間による“電話会議”の招集をかけたようだ。英『The Sun』『Daily Mail Online』などが報じた。
現地時間8日にInstagramを通じて「高位王族からの引退」を表明したヘンリー王子・メーガン妃夫妻に対し、たいそう心を痛めているとされるエリザベス女王。孫息子夫妻による“爆弾発言”を受け、女王は同日に
「サセックス公爵夫妻とのディスカッションは現在、あくまでも初期の段階です。夫妻は従来と異なるアプローチを試みたいようですが、これは複雑な問題であり、結論に至るまでには時間を要することでしょう」
と短い声明を発表した。
英『The Sun』『Daily Mail Online』はその後、クリスマス休暇後も引き続きサンドリンガムに滞在しているエリザベス女王が現地時間9日、スコットランドを訪問中のチャールズ皇太子、ロンドンのウィリアム王子、ウィンザーのヘンリー王子に四者間による“電話会議”の招集をかけ「ヘンリー王子夫妻の今後をめぐる話し合いを行った」と報じた。また女王は一日も早く解決策を打ち出したいとの考えであることを、関係者の証言として合わせて伝えている。
なお今後の話し合いには、英内務大臣プリティ・パテル氏が同席予定とのこと、また夫妻が北米でのオフィス設立を望んでいることから、カナダや米国政府も交えての話し合いになる可能性もあるという。
ヘンリー王子はクリスマス前にチャールズ皇太子に連絡を取り、カナダや米国にもう少し長く滞在したい旨を打ち明けたのだが、