Instagramにて「高位王族からの引退」表明に踏み切ったのであった。
Instagramの文面についても事前に何の相談もなかったらしく、チャールズ皇太子とウィリアム王子がこのことを知ったのは投稿のわずか10分前だったという。またエリザベス女王にいたっては投稿されることすら知らされず、まさに寝耳に水だったようだ。
当然のことながら夫妻のフライング発表はエリザベス女王や父兄、そして他の王室メンバー達の逆鱗に触れることとなったのだが、メーガン妃はカナダに残してきた愛息アーチーくんと合流するため、ヘンリー王子を英国に残したまま再びカナダへととんぼ返りをしてしまった。夫妻の代理人も妃が現地時間9日にカナダへ飛び立ったことを認めており、英紙『Evening Standard』は16日まで公務予定が白紙のヘンリー王子も「まもなく同国で妻子と合流するのではないか?」と伝えている。
現在、英国をはじめとする海外メディアでは“Sussexit”(サセックス公爵夫妻の王室離脱)、“Megxit” (メーガン妃夫妻の王室離脱)といった英国の欧州連合離脱を指す“ブレグジット”(Brexit:Britain&Exitをかけた造語)をもじった新語が見出しを賑わせており、2人の決断には
「前代未聞」
「身勝手すぎる」
「王室へのリスペクトの欠片もない」
と英国民の怒りを買っている状態だ。
ちなみに夫妻が英国へ戻る際に、アーチーくんを同伴せずカナダでナニーに預けたのは「カナダ―英国間をわずか数日の間に飛行機で行き来させることを懸念したため」という理由のようだが、爆弾宣言で“孤立無援”状態のヘンリー王子1人を残して“緊急避難”してしまった妃の行動や、6週間も休暇を取っていながら再び平然とカナダへとんぼ返りをするその奔放すぎる妃の考えは、さらなるバッシングを巻き起こす結果を招いてしまったようである。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年8月4日付Instagram「Wishing HRH The Duchess of Sussex a very Happy Birthday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)