ヘンリー王子がそんなサプライズに驚いたり、夫妻が彼らと笑顔で手を振り挨拶を交わす姿は公式Instagramにアップされた動画でも見ることができる。ヘンリー王子は
「あなたたちの故郷はなんて素敵なところなんでしょう」
とカナダの美しい自然を絶賛、そしてカナダ国民の歓待とホスピタリティーを「本当に素晴らしい」と褒め称えた。そして
「では、ここから先は妻にフランス語で締めくくってもらうとしましょうか」
と述べ、長年フランス語学習の再開・上達を“抱負”の1つに掲げているメーガン妃をネタにしたジョークを披露。過去に6年間フランス語を学んでいたメーガン妃だが、この日はフランス語での挨拶は辞退し、代わりに英語で次のように述べた。
「まずはハッピーニューイヤー&サンキューと伝えたいです。夫も言っていた通り、私達は息子と一緒にカナダで本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。」
「お会いした人達の温かさに触れ、周囲を散歩しながらカナダの美しさを体感しました。」
日頃は常にメディアの過熱報道に悩まされている夫妻だが、自然に囲まれたバンクーバー島では愛息アーチーくんものびのびと過ごせた様子。メーガン妃は
「行き交う人に、息子のアーチーが“アー”と反応する場面を間近で見られたことは、私達にとって本当にかけがえのない時間でした。」
とも明かした。
このようにカナダへの愛を炸裂させていた夫妻だが、『CTV』局の王室コメンテーターによれば、カナダ側もヘンリー王子・メーガン妃が同国をロイヤルツアーで訪れることを、なんと2018年のウェディング以来熱望しているとのこと。今後の夫妻の同国との関わりなど、その動向には引き続き注目が集まりそうである。
なお夫妻は翌8日、英国王室の高位王族としての地位を退く意思を表明しており、こちらの詳細は追ってお伝えしたい。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年1月7日付Instagram「Today, The Duke and Duchess of Sussex visited Canada House in London to thank the High Commissioner Janice Charette and staff for the warm hospitality during their recent stay in Canada.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)