「ないです」とキリッとした表情で応じた稲垣選手。その後も出場者たちが王者の座を手に入れようと渾身のネタを披露している舞台を目の当たりにして「最高でした」「心の奥では爆の笑(ばくのしょう)でした」と楽しんでいる様子をコメントするも、顔では終始平静を貫いていた。これに司会の上戸彩が「笑顔が見たいですねー。どこかで見れないかなー」と期待し、昨年度の王者として稲垣選手の後ろの列で観覧していた霜降り明星・せいやも「稲垣さん肩はすごい揺れていた」と上下に肩を上げ下げして報告した。
いよいよ優勝者を決める段階になり、審査員の一人、サンドウィッチマンの富澤たけしが「過去一番レベルが高いんじゃないかという決勝。だからもう稲垣さんが笑ったコンビでいいんじゃないですか?」と笑わせたが、実際に「稲垣選手を笑わせた人が優勝 これでいいやんw」「今年のM-1はラグビー稲垣選手を笑わせた組が優勝」「稲垣の笑顔は審査員の票より重い気がする!」とツイートする視聴者も見受けられた。
稲垣選手は番組終了後に「最高の闘いだった。皆様お疲れ様でした。#M1グランプリ2019」とツイート。ネット上では「稲垣選手キャラ固まってんなw」「稲垣選手、自分のキャラを使いこなしているw」「Twitterだと、稲垣選手が一番面白いみたいになってる笑」「稲垣選手がもうおもろい」「1番笑えたのは稲垣選手かもなぁ~」「稲垣選手、笑いのセンス、めっちゃあるやん(笑)」「稲垣さんの発言にもたくさん笑わせて頂きました」などと稲垣選手が「笑わない男」というキャラを守る姿とその受け答えが面白いという声がいくつもあがっていた。「笑わない男」稲垣啓太選手の予想外の面白さに視聴者は笑ってしまったようだ。
画像は『M-1グランプリ 2019年12月22日付Twitter「2019年の笑神籤プレゼンターは…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)