女優の山口智子(54)が、5日放送のラジオ番組『KEN RADIO』(ニッポン放送)に登場した。これまでの長いキャリアのなかでパーソナリティとしてラジオ出演するのは意外にも初めてという山口。「私は無口なので」と言いながらも山口はよどみなくトークを繰り広げ、自分の好きな曲をかけるなど彼女の素顔に迫るレアで貴重な番組となった。
同番組は、山口智子が所属する芸能プロダクション「研音」の創立40周年とニッポン放送の開局65周年を記念した半年間の期間限定番組。研音所属のタレントが代わる代わるパーソナリティを務めていく。そこで記念すべきトップバッターを飾ったのが山口智子だった。
1990年代に多くのドラマに出演し、高視聴率を叩き出してきた山口。特に木村拓哉と共演したフジテレビ系月9ドラマ『ロングバケーション』(1996年)では、「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こし、最終回の視聴率は36.7%を記録するなどいまだにこのドラマを記憶している視聴者は多い。しかしこの後はしばらくドラマ出演からは遠ざかってきた山口だが、現在今年9月に最終回を迎えたNHK朝のテレビ小説『なつぞら』、フジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』の出演を終えたばかりだ。
そんな山口がこれまで苦手意識を持ち、取り組まなかったのがラジオのパーソナリティだという。番組序盤で「ラジオは生まれて初めての体験です。自分で永遠としゃべり続けることは私にとっては一番不得意分野だと思っておりました。自分は無口だと思っています。本質は人に何か質問を聞かれなければずっと黙っていられます」と意外な事実を語ってから、