神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人から暴行や暴言などのいじめを繰り返し受けていた問題。教育評論家の尾木直樹氏はブログで、 前任の校長が加害教員4人の中でリーダー格の40代女性教員をヘッドハンティングした点について持論を展開している。実は『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)で10月からスペシャルキャスターを務めるカズレーザー(メイプル超合金)も、「どういう目的があって(40代女性教員を)引っ張ってきたのか」と疑問視していたのだ。
8日の『とくダネ!』では、昨年度の卒業アルバムにある教員の集合写真がぼかし加工された状態で公開され、最前列中央の前校長と前教頭の向かって右隣に、問題の40代女性教員が座っていると説明した。その横には加害教員2名も座っているという。同校の卒業生やその家族に話を聞くと、その女性教員はいじめの被害者である20代男性教員を指導する立場だったとのこと。また番組が取材した岡田祐二・神戸市議によると、この教員は数年前に前校長の希望で東須磨小学校に赴任、現在の校長より同校に長くおり、先日行われた保護者説明会では「指導力もあり、私も教えてもらうことが多かった」と話していたそうだ。教員の集合写真で座っている位置や現校長の話から、問題の女性教員は同校で働く教員の中で相当大きな権限を持っていたことが想像できる。
この話を聞いていたカズレーザーが「前の校長はどういう目的があって引っ張ってきたんですか? こういう問題のある教師だって、わかっているわけですよね」と疑問を呈したが、