釜山センタムシティ東西大学ソヒャンシアターで10月6日、『釜山国際映画祭 アジアコンテンツアワード』授賞式が開催された。日本からはNetflix配信ドラマ『全裸監督』の山田孝之が男子俳優賞、森田望智が新人賞を受賞しており、なかでも森田は初めてのレッドカーペットとありSNSで喜びを溢れさせている。
『全裸監督』は自らビデオカメラを持ちながら撮影して「ナイスですね~」の定番フレーズで知られるAV監督・村西とおるの活躍を描いた作品である。彼が「アダルトビデオの帝王」と呼ばれるほど人気を得るきっかけになったのが黒木香主演作『SMぽいの好き』だ。
当時、国立大学の現役女子大生でエロティックなわき毛がチャームポイントという斬新なAV女優だった黒木香のキャラクターを森田望智が熱演したことから、このたびの新人賞につながったのだろう。
森田望智(23)は2011年にテレビCMで女優デビューして、映画『一週間フレンズ。』(2017年)やドラマ『賭ケグルイ』(2018年)など数々の作品に出演するなか、同じソニー・ミュージックアーティスツ所属の内田英治監督と出会う。
森田がめぐみ役を務め、ムロツヨシと古田新太のダブル主演によるテレビ東京系ドラマ24『Iターン』(2019年)は内田英治監督が脚本も手掛けており、『全裸監督』では総監督を武正晴、監督を河合勇人、内田英治が担当している。
彼女はTwitterで「釜山国際映画祭にて、New Comer賞を頂きました」と報告して、