「ディズニー作品に出演することになった」と理由を告げられたエピソードを披露した。ステファニーさんは当時「中学生が話を盛っているのだろう」と本気にしていなかったそうだが、のちにセレーナはディズニーの人気ドラマ『スイート・ライフ』(原題:The Suite Life of Zack & Cody)にグウェン役でゲスト出演するようになり、その後『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』(原題:Hannah Montana)でマイリー・サイラスと共演したり、『ウェイバリー通りのウィザードたち』(原題: Wizards of Waverly Place)では主役を射止めるなど、女優としてのキャリアを開花させたのであった。
セレーナは自身の中学時代を振り返りながら、
「自分は決して成績優秀な生徒ではなかったけれど、教育は本当に大切だと思う。」
「それから、人に優しく接することも大切ね。私がそうだったように、1人ぼっちで食事をしている子がいたら『ハーイ』って声をかけてあげてほしい。」
「不可能なことなんてない、と心に留めておいて。」
とアドバイスを送っている。セレーナと対面した生徒たちが地元メディアのインタビューに、
「スーパースターなのに、気さくで素敵だった」
「ジムでみんなと一緒にウォームアップをしてくれて感動した」
「この同じ場所から大スターになった素晴らしいロールモデル」
と興奮気味に感動を伝える姿が印象的であった。
このたびのセレーナ・ゴメスの訪問は「ダニー・ジョーンズ・ミドル・スクール」の在校生にとって、またセレーナ自身にとっても忘れられない一日になったことだろう。
画像は『Selena Gomez 2019年7月26日付Instagram「Me, Italy -trying desperately to look like a Fellini film」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)