米テキサス州北東部は8月末、雷を伴う激しい雨に見舞われた。天候が回復した8月28日、同地域に住む男性は自身が経営する牧場で信じられないような光景を目の当たりにし愕然とした。牧場を囲う金属製のフェンスに沿うように、牛が一列に倒れていたのだ。『Storyful』『The Sun』などが伝えた。
レッドリバー郡アノナ郊外にある牧場で、金属製のワイヤーフェンスそばにいた23頭の牛が雷の直撃を受けて即死した。23頭のうち8頭は子牛で、牧場主のボビー・ウッディ3世さん(Bobby Woody III)が嵐の数日後に発見したという。
ボビーさんが撮影した映像では、牛の死骸に無数のハエが群がっており、牛の脚は天に向けて開いたままで、身体は硬直しているかのように見える。
嵐の後の牧場の様子を、ボビーさんはこのように述べている。
「今までに見たことがないほどワイルドでクレイジーな光景だったよ。牛のお腹には雷の直撃を受けてできた黒い焦げ跡が残っていたんだ。いかにすごい電圧だったかわかるだろう。みな即死さ。」
『The Telegraph』によると、