THE ALFEE(桜井賢・坂崎幸之助・高見沢俊彦)が3日と4日に千葉県・幕張メッセで恒例となる夏のライブを開催した。今年デビュー45年という記念の年に約3年半ぶりのオリジナルアルバム『Battle Starship Alfee』(6月26日リリース)を引っ提げてのライブとなり、両日で22,000人のファンがTHE ALFEEの世界に熱狂した。テックインサイトでは4日を取材した。
期待に胸を躍らせる満員の観客の拍手に応えるかのように、夏のイベント『THE ALFEE 45th Anniversary Summer Best Hit Alfee 2019 夏の乱 Battle Starship Alfee』が幕を開けた。タイトルにちなみ宇宙戦艦(Battle Starship)をモチーフにした巨大セットからTHE ALFEEが登場、その一部のような可動式ミニステージに3人が乗り、客席後方に移動しながら『宇宙戦艦ヤマト』を披露、一気に彼らの世界に引き込んでいく。
坂崎が「こんばんはー! 2日目が始まりました! 昨日はこの周辺で花火大会がございました。今夜の幕張はアルフィーだけでドッカンドッカンいきたいと思います!」と挨拶すると、大きな声援と拍手で観客が応える。
これまで東京ドーム、パシフィコ横浜、東京国際フォーラムのこけら落としをはじめ、全国各地のホールや野外特設会場でライブを行ってきた彼らにとって、この幕張メッセは意外にも初めてとなる会場だ。坂崎は「デビュー45周年の夏なので3人とも力が入っています。ここはスタンドがないんですね。全体的にフラットなんで毎年やっていた往年の野外ライブに屋根をつけたようですが…」と印象を語ると、桜井も「なんだか野外を彷彿とさせる臨場感があっていいね」と実感を込めた。
ファンにとって夏のイベントの楽しみのひとつが、