「AIG全英女子オープン」で初の海外試合だったにもかかわらず、いきなりメジャー優勝を果たしたプロゴルファーの渋野日向子選手。日本勢海外メジャー制覇は男女を通じ42年ぶり、「全米女子プロ」を制した樋口久子さん以来の快挙だ。優勝が決まると一気にマスコミの注目が集まり、ゴルフ以外の情報もワイドショーなどで紹介されている。その中で渋野選手は、ダンサーで俳優の佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)の大ファンであることが伝えられた。
試合中も常に明るい笑顔で観客を魅了し、海外メディアから“スマイル・シンデレラ”と称された渋野日向子選手。5日付けの女子世界ランキングでは、前週の46位から大きく順位を上げて14位に浮上。10位の畑岡奈紗選手に次ぐ日本勢2番手につけ、初めて東京五輪出場圏内に入ったのだ。ちなみに東京五輪でのゴルフ出場権は2020年6月30日時点での世界ランクをもとに決定され、同15位までの選手で複数選手が入った場合は各国最大4人まで、16位以下は各国2人(15位以内の有資格者含む)となる。
6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では優勝後、ロンドンで開かれた内輪の祝賀会の様子がVTRで紹介された。今大会でコーチを務めた青木翔氏のほか現地で応援していた渋野選手の父親や妹も参加するなか、乾杯の時に「帰りてー」と叫んだ渋野選手。イギリスに来てからおよそ10日間、優勝した喜びもさることながら、彼女は一刻も早く帰国したいとの思いのほうが強かったようだ。
そして食事がひと段落したところでスマートフォンに目をやっていた渋野選手が突然、