『The Sun』にその時の様子を次のように明かした。
「着陸すると、ランウェイに黒のレンジローバーが2台停車していました。」
「突然ウィルとケイト、そして子供達が全員立ち上がり、出て行かれたのです。」
「マナーの悪い乗客に悩まされるようなこともなく、スムーズに降機していらっしゃいました。家族が普通に旅をしているといった日常的な光景でしたね。」
「一家が搭乗する様子を目撃した人はいませんでした。いったいどうやって誰にも気づかれず乗り込んだのでしょう。他の乗客が全員搭乗した後に、素早くコッソリ乗り込んだのでしょうか。」
ウィリアム王子夫妻一家はこの小型飛行機の最前列に座り、セキュリティ要員が同乗していたとのこと。また付近の化粧室は“故障中”となっていて、一般の乗客が出入りできないよう配慮がされていたそうだ。一家と同じ便に乗っていた利用客らは、
「自分の目を疑ってしまいましたよ。LCCの機内でロイヤルファミリーと遭遇するなんて、あり得ませんからね。」
と驚いていたという。
一方でウィリアム王子の弟ヘンリー王子は、度重なるプライベートジェットの利用で猛バッシングを受けている真っ最中。英紙『The Sun』も、「ウィリアム王子一家5人のスコットランド行きにかかった費用は365ポンド(約4万8000円)、エルトン・ジョンが調達したプライベートジェットで出かけたヘンリー王子夫妻の南仏行きは2万ポンド(約260万円)だった」と伝えている。
ちなみにメーガン妃が“編集者デビュー”を飾った英版『VOGUE』9月号にて、世界的に有名な英国の動物行動学者ジェーン・グドール博士と対談したヘンリー王子は、「環境のことを考えると子供は多くても2人まで」などと明かし、すでに3人の子供がいる兄夫婦を間接的にディスったと批判されていたが、このたびのウィリアム王子の格安航空会社という選択には、
「ヘンリーへの最高のリベンジだね」
「タイミングよすぎ。やっぱり兄弟の不仲は本当だったんだ!」
という声があがっている。
また先のバケーション時にはウィリアム王子夫妻もプライベートジェットを利用していたことから、
「急にLCCを利用するところを見ると、これは弟へのリベンジというより、王室なりの“ダメージコントロール”なのでは?」
といった声も見受けられた。
画像は『Kensington Palace 2019年6月8日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge, Prince George, Princess Charlotte and Prince Louis join The Queen and Members of @TheRoyalFamily to watch the @RoyalAirForceUK @RAFRedArrows fly past over Buckingham Palace, following Trooping the Colour, The Queen’s Birthday Parade.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)