「知ってる人ー?」と観客に反響を確認した。そして窪田は「7時間ぐらい翔太さんに拘束(された)って書いてあったんですけど、僕お酒飲めるし、別に拘束されてないし」と記事内に“お酒が飲めない”と書かれていたことなどを否定。「プロデューサーの永江(智大)さんと最後3人だったんですけど、気づいたら朝の4時ぐらいまで3人で飲みながらずっとグールのこと話していて」と説明し、松田翔太も「僕と飲みに行くと拘束されるという(報道になるようですね)…」とボヤいて笑いを誘った。
また同作の大ファンだというものまねタレントのりんごちゃんも、赤いワンピースを着て笑顔全開で登場。「私、ここにいていいのかな?」と緊張気味のりんごちゃんは「グールは人を喰っちまうんですけど」とザックリした世界観で会場を爆笑させてから、「そういう怖いところだけではなくハートフルな友情とか心温まるシーンもあるんですよ」と同作の魅力を力説した。りんごちゃんは見た目の可愛らしさとは裏腹に野太い声で武田鉄矢や大友康平、吉幾三のマネをしてブレイク中だが、舞台挨拶では主題歌を歌うはずが、大友康平のマネで『ff(フォルティシモ)』、武田鉄矢のマネで『贈る言葉』を熱唱し、初対面の松田は「こんな主題歌だったかなって思った」ととぼけて笑わせた。窪田正孝と山本舞香は全力で歌うりんごちゃんの顔を覗き込み、『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で共演済みにもかかわらず興味津々の様子。山本は「本当に声が出てるのかと確認した」そうで、窪田は「素晴らしかったですね。時が止まっていました」と絶賛した。
最後に「りんごちゃん、ありがとうございました。たくさん元気をもらいました」と感謝した窪田は、同作について「たくさんの人に観てほしい。嘘偽りなく攻めた作品ですし、日常で気づかないことを教えてくれる作品」と胸を張った。舞台挨拶には他に川崎拓也監督と平牧和彦監督も出席した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)