目に痒みを感じ始めたのをきっかけに、顔が3倍の大きさに腫れあがってしまったフィリピンの50代男性。治療を試みたものの一向に回復する兆しがないため、ついには治療をやめて今も顔が腫れたままの生活を送っている。『LADbible』『Metro』などが伝えた。
フィリピンのレイテ島オルモック市に住むロムロ・フィラピルさん(Romulo Pilapil、56)は、3年前に目が痒くなり鼻水が出るようになったため病院を訪れた。そこで副鼻腔炎と診断され、処方された薬を服用していた。
ところが薬をきちんと飲んでいるにもかかわらず2週間後、ロムロさんの顔は急激に腫れていった。その勢いは止まらず悪化して行き、元の顔の3倍もの大きさに腫れあがってしまったのだ。
診察した地元の医師は、原因不明の症状にマニラ市内の病院で治療をすることを勧めた。しかしロムロさんの家はそれほど裕福ではなかったため、レイテ島から900キロ以上先のマニラまでは到底行くこともできず、家族もロムロさんの症状を黙って見ているしかなかったそうだ。
またロムロさんは、改善の余地が見られないことと経済的負担から薬の服用をやめてしまった。その後さらに症状は悪化し、瞼が腫れたことで視界が妨げられ視力を失ってしまった。
そのためロムロさんは大工の仕事を辞めなければならず、