安全運航をしなければならないはずの旅客機から、このほど凍結した遺体が落下した。その際、日光浴をしていた男性に直撃する寸前だったいう信じがたいニュースがイギリスから飛び込んできた。『Mirror』『BBC News』などが伝えている。
英ロンドン南部のクラパムにある民家の庭で先月30日の午後、日光浴をしていたジョン・バルドックさん(John Baldock)は一瞬にして恐怖に襲われることとなった。空からなにかが降ってきて、彼がいた場所から僅か3フィート(約1メートル)離れた芝生と歩行セメントブロックのあるところに落下したのだ。
その物体はなんと人の亡骸で、ものすごい音を立てて頭から地面に激突した。遺体は凍っていたため庭の至るところに血が飛び散ったが、大きな損傷は見られなかったそうだ。しかし万が一ジョンさんに激突していたら、命の保証は無かったものとみられている。
ジョンさんは警察に通報し、後の調べによりこの遺体はケニアの首都ナイロビから英ヒースロー国際空港間の4,250マイル(約6,839キロ)、約9時間を航行中のケニア航空の旅客機「ボーイング787ドリームライナー」から落ちてきたものと判明した。
遺体は青いシャツとデニムのジーンズを身につけており、上空3,500フィート(約1キロ)の高さから落下したとみられ、