これまたEXITは飲み方がわからず「店員さん、助けて~」「何にもわかんないよ!」と救いを求める始末だ。
そうやってチャラ男キャラを疑われていくなか印象的だったのが、SHIBUYA109から次のスポットに移動する際に「足もと気をつけて」とさりげなくお年寄りを気遣う声がマイクに入っていたことである。
そんなEXITの姿に、視聴者からは「ヒルナンデスのおじいちゃんおばあちゃんコーナー。まじ癒される…ありがとう! EXIT 2人の育ちの良さが目立ってたw」、「化けの皮がどんどん剥がれていく…笑」、「さすが、りんたろーさんは老人ホームで働いてるだけあって、一言が優しい。兼近さんも学童で働いてるし。ホントはチャラくなくて、優しい青年達。私の最近好きな芸人さん」などのツイートが飛び交った。
EXITは「チャラデカフェイスの方」と自認するりんたろー。と兼近大樹からなる。東京NSC14期生のりんたろー。はお笑いコンビ・ベイビーギャングを解散してピンでチャラ漫談をやっていたところ、東京NSC19期生で元ぷりずん。の兼近大樹が声をかけたことがきっかけとなりコンビを結成した。
ちなみにりんたろー。は老人ホームで介護のアルバイト、兼近はベビーシッターのアルバイトをしている。EXITのコンビ名は「全ての人の辛いこと、ストレスの出口になれれば」との思いを込めたというから、やはり本当はチャラくないようだ。
ネオ渋谷系漫才と呼ばれ「お後がHere we go」や「バイブスいと上がりけり」などパリピ口調でチャラい感じを売りにするEXITだが、チャラ男の皮が剥げてしまうとネタの内容がさらに大切になる。逆にこれから漫才コンビとして成長するのではないか。
画像は『Rintaro from EXIT 2019年4月14日付Instagram「学生の頃テレビで見ていた神様に会ってきました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)