海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】無謀な追い越しで道路作業員がはねられ宙に舞う 衝撃映像に目撃者が怒り(南ア)

右側からライトグリーンのトヨタ・アバンザが出てきて、時速10キロほどで走るエルリさんの車を追い越そうとした。リンドンさんは警告の意味を込めてクラクションを鳴らし、その音で作業員も振り向き、車が近づいて来るのを見て逃げようとしたのだが全てが遅かった。シャベルを持っていた男性は時速100キロは出ていたであろう車にはねられ、大きく宙を描き、2回転してエルリさんの車とトヨタ車の間に落ちていった。

エルリさんは最初、はねられた際の衝撃で男性の腕か足がもぎとられたと思ったそうだ。しかしカメラを見直したところ、それは男性の持っていたシャベルだった。エルリさんは「作業員や彼の持っていたシャベルが、私達の車のフロントガラスに落ちてこなかったことは幸運だった」と言うものの、事故を目撃したことの衝撃は大きい。人がはねられる瞬間を目の当たりにし、かといって国道で急停車することもできず、子供達は泣き叫んだ。

すぐに通報したものの、フラボウ警察の対応が鈍いとエルリさんは怒りを隠せない。「旗を振るなどして速度を落とすように促している場所で、スピードを出して人をはねるというのは重罪、過失殺人で犯人を捕まえるべき」と息巻くエルリさんだが、フラボウ警察のラリーン・アストン(Raleen Atson)警部は「人が死んで初めて過失殺人として捜査する」とし、無謀および不注意運転の罪として調査中だと述べている。アストン警部によると、被害者は近くに住むコレレ・フィンデラさん(Xolele Phindela、33)で、事故後すぐに病院へ搬送されている。フィンデラさんは重傷を負ったものの、事故翌日には退院したという。

画像は『Netwerk24 2019年4月8日付「Witness tells of traumatic N2 accident」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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