このたびバッキンガム宮殿から正式に声明が発表されたことで、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が故ダイアナ妃やキャサリン妃のように、ロイヤルベビー初お披露目の場所として知られる「セント・メアリーズ病院」の「リンド・ウィング」玄関口に立つ可能性はほぼゼロに等しくなったと王室レポーターらは報じている。
キャサリン妃の出産時は数週間前から病院の名前が明かされ、病院前は報道陣や王室ファンでごった返していた。しかし専門家は、このたびのメーガン妃の出産について「出産場所はおそらく最後まで公表されることはないだろう」と見ている。また今後の段取りとしては、メーガン妃のお産が始まったタイミングでバッキンガム宮殿がその旨をアナウンスし、のちに夫妻のInstagramアカウント「@sussexroyal(サセックス・ロイヤル)」から第1子誕生のニュースが明かされることになるだろうと予想されている。
王室コメンテーターのヴィクトリア・アービターさん(Victoria Arbiter)は「ヘンリー王子とメーガン妃は我が子のプライバシーに関し、誕生第1日目から徹底する意向なのでしょう」とツイート、また『Daily Mail』王室記者レベッカ・イングリッシュさんは以前、夫妻のウィンザーへの引越し理由について「“ガラス鉢の中の金魚”のような生活から逃れたかったから」と述べていた。
パパラッチの過熱報道が原因で母親を亡くしているだけに、生まれてくる我が子のプライバシーは何としても死守したいヘンリー王子。父親になるにあたり、今後はこれまで英王室の慣習をことごとく覆してきた妻メーガン妃とともに、“ロイヤル流”ではなく“サセックス流”を貫いていく構えなのであろう。
画像は『The Royal Family 2019年3月20日付Instagram「Prince Harry is greeted by students from St. Vincent’s Catholic Primary school ahead of taking part in a tree planting project in the schools grounds.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)