景山澪奈(上白石萌歌)を死に追いやった真の犯人は「SNSにより無責任な誹謗中傷の言葉を浴びせたお前たちだ」と訴え続けた。
時は過ぎ、三回忌にA組の生徒たちが集まった場面で、教室に一人だけ残った学級委員長・茅野さくら(永野芽郁)が柊一颯の遺影に話しかける。
「先生、あの事件で世の中が大きく変わったなんてことは全然なくて、まるで何もなかったかのように、皆相変わらずせわしなく生きていて…」
「でも、これだけはどうしても言いたくて、あの10日間は私にとって青春でした。先生からいろんなことを教わって、学んで、考えるようになって、だから私やクラスの皆に届いたように、誰かに伝わってほしい、そう願っています。先生の思いが誰かに…誰かに…」
ドラマでは茅野さくらのセリフだが、日比美思がつぶやいたように永野芽郁をはじめキャストたちも生徒役を通して同じような思いを持っていることだろう。
脚本を手掛けた武藤将吾さんは、SNSで「『3年A組』第10話をご覧いただき、ありがとうございました」と礼を述べ「こういう企画を今この時代にできたことに感謝しています。いろんな意見があるでしょうが、もちろんこれが正解なわけではありません。皆さんが何かを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです」とツイートしている。
画像は『日比美思 2019年3月11日付Twitter「『3年A組-今から皆さんは、人質です-』3年A組の生徒の1人になれて、本当に幸せでした。」』『【公式】3年A組-いまから皆さんは、人質です- 2019年3月10日付Instagram「ご視聴ありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)