米テキサス州ポッター郡アマリロで今月13日、18輪トレーラーが強風により吹き飛ばされる瞬間が捉えられた。アメリカ国立気象局はこの日、アマリロの平均風速は28.6m/s、最大瞬間風速は35.7m/sを記録したことを発表している。平均風速が20m/sを超える“非常に強い風”になると、車を通常の速度で運転するのは困難とされる。
写真家のブレイク・ブラウンさんは今月13日、テキサス州アマリロの州間高速道路40号線上で走行中の18輪大型トレーラー(セミトラック)が横倒しになる決定的瞬間を捉えた。セミトラックは左方向から吹く強風に煽られると、後部タイヤが宙に浮き、荷物を積んだトレーラーの部分が右側に押される形になって横転した。ブラウンさんは目の前で起きていることが信じられないといった調子で「オーマイガー!」と繰り返し叫んでいる。
この様子をSNSに投稿したブラウンさんは、「激しい風のため事故が多発している。大型トレーラーの運転手はスピードを落として運転して」と注意喚起した。アマリロではこの日、停電のほか木が根こそぎ倒れたりするなどの被害が報告されており、地元警察も大型トラックの運転を自粛するよう呼びかけた。
ブラウンさんは同日、同じ場所でFedExの大型トレーラーが横転する様子も捉えており、