エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】高見沢俊彦、小説第二弾は“大人の恋愛”「恋とは偶然なのか必然なのか?」

先月、コンサート2700本を達成し日本のグループ最多記録を自ら更新したTHE ALFEEの高見沢俊彦。THE ALFEEの楽曲のほとんどを作詞・作曲し、他のアーティストにも楽曲を提供するクリエイティブな彼が、昨年から小説の執筆にも力を注いでいる。今年7月に刊行されたデビュー作『音叉(おんさ)』は、発売1週間で増刷も決定し、各方面で話題になった。その高見沢が小説第二弾を発表する。12月22日発売の小説誌『オール讀物』(文藝春秋刊)1月号にて、新作『秘める恋、守る愛』の不定期連載がスタートする。

高見沢俊彦が初めて執筆した小説『音叉』は、自身も影響を受けた70年代を舞台に、プロデビューをめざす若者の恋と葛藤をえがいた青春群像小説だった。これに続く新作『秘める恋、守る愛』は、ドイツ・ミュンヘンを舞台に、この町に滞在する娘のもとを訪れた50代の夫婦の姿を描く大人の恋愛小説だ。主人公・直樹がドイツ留学していた80年代の恋の思い出とともに、妻・有希恵、娘・一恵のそれぞれの愛のかたちを描く。

高見沢は「今回のテーマは恋愛です。過去・現在・未来と時間が交錯する中で、人を思う心はどのように変化してゆくのか? 人は何を守り、何を秘めて生きてゆくのか? 恋とは偶然なのか必然なのか? 様々な恋愛の形をひとつの家族を通して描いて行こうと思います。」とコメントを寄せている。

舞台となるミュンヘンのあるドイツは、

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