オーストラリアで、突然の交通事故により恋人を失った苦しみに耐えられず、パートナーの女性が後を追って命を絶つという悲劇が起きた。この若いカップルはイギリスからオーストラリアに移住してまだ1年も経っておらず、女性の母親がソーシャルメディアで亡き娘を悼んだ。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。
豪パース郊外のマウント・ホウソーンで、12月22日に悲劇が起こった。
この日、友人宅に飲みに出かけていたジェイソン・フランシスさん(29歳)は、泥酔状態となり友人らにタクシーに乗せられて自宅へと戻ってきた。しかし家の中に入る前に自宅外の道路で横たわってしまい、午後8時頃、ドミノ・ピザのデリバリードライバーが運転する車に轢かれた。道路に横たわっているジェイソンさんが見えず轢いてしまった18歳のドライバーは、気付いた途端すぐに車を止めて警察へ通報した。
家でジェイソンさんの帰りを待っていたパートナーのアリス・ロビンソンさんは、窓の外に映る救急車のサイレンに気付いて外に出て、初めてジェイソンさんが事故に遭ったことに気付いた。その後、ジェイソンさんはロイヤル・パース病院へ搬送されたが、治療の甲斐なく息を引き取った。傍らについていたアリスさんは、最愛のパートナーの死に耐えきれず自らの命を絶った。状況からアリスさんが自殺をしたのは、ジェイソンさんが亡くなってから24時間以内だったと見られている。
ジェイソンさんの訃報を知ったアリスさんの友人らが、