パソコンやタブレットでインターネットを使用していると突然「ウイルスに感染しています」と警告が表示され、解決するにはこちらをクリックして「セキュリティソフトをインストールしてください」「アップデートしてください」などと指示された経験はないだろうか。実はセキュリティ対策ソフトどころか、潜入して個人情報を盗もうとする「偽のセキュリティソフトウェア」の可能性がある。キンタロー。がそれに引っ掛かったようなのだ。
キンタロー。が11月11日、ツイッターでその状況を詳細につぶやいている。パソコンで作業していると無関係なところからネットで「ウイルスに感染した!」と煽るような表示があり、指示されるままウイルスソフトを購入したという。
さらに指定された番号に電話すると「かなりのカタコト日本語外国人がでてきて」パソコンの遠隔操作で対応すると勧めてきたので、彼女もさすがに怪しいと気づき止めたものの「絶対詐欺なきがする!!」と後悔していた。
キンタロー。がウイルスソフトを購入する際に「カード情報入れちゃったし、1万5千円カードではらっちゃった」と夫に話したところ、「アホか」と言われたそうだ。夫によるとマックはウイルスに感染することはかなり少ないらしい。
実は記者も、この手の警告がしばらく続いたことがある。「マイクロソフト」や「マカフィー」などを名乗るのでいかにも本物らしく最初は焦ったが、冷静に読んでいると「大袈裟に煽っている」感じがするものだ。もちろん無視してやり過ごした。
こうした「偽のセキュリティソフトウェア」は、