インドのデリー、ムンバイを本拠地としている航空会社「Air India(エア・インディア)」のフライト中の機内で、このほどビジネスクラスの女性客が酔ってCA(客室乗務員)らに暴言を吐き、目的地の英ヒースロー空港に到着するやいなや逮捕されるというニュースが『The Independent』『The Sun』などで報じられた。
11月10日の午後、ムンバイからロンドン・ヒースロー空港に向かっていたエア・インディア131便のビジネスクラスエリアで、女性乗客が酩酊状態となり、CAに暴言を吐く迷惑行為に及んだ。
地元メディアによると、この女性客は既にワインのボトルを2本空けていたが、3本目をCAに要求すると拒否されたという。それが原因で逆上した女は、Fワードを連発してCAに食ってかかった。
「私は国際犯罪弁護士なのよ! あんたたちロヒンギャ族とか、アジア人のために仕事してんだから! しかもロクに金にもならないのにやってんのよ! なのにあんたたちは私にワインの一杯もサービスできないって言うの!? あんたたちはビジネスクラスの乗客にいつもこんな対応してるわけ!? もし私が金持ちの貪欲なインド人だったら、あんたたちは素直にサービスするんでしょうが! エコノミー客にはもっとマシなサービスしてんじゃないの!? ワインのボトルを寄越しなさいよ!!」
酩酊状態の女は女性CAに対して卑猥な言葉で侮辱したほか、発言の一部は人種差別といえるものも含まれていた。国籍など身元の詳細は明かされていないが、女はイギリス英語のアクセントで叫んでいたという。
さらに女は、