エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】篠原涼子を久々共演の西島秀俊がエスコート「ますますダンディーに。色気がムンムン」

「ご結婚されてお子さんが生まれて、実人生で詰み重ねてきたことの重みや演技の深さを感じました。特に今回の作品は家族や子供についての物語なので、篠原さんの実人生ごと役に向かっていったのかなと個人的には感じています」と神妙な面持ちで話した。

子役になつかれたという西島秀俊

一方で軽めの話を求められた篠原は「西島さんは変わられました?」と聞かれると「深みが増して、ますますダンディーになって、すごく色気がムンムンで。日比谷にすごく素敵な(西島の)写真があるんですけど、ずっと見ちゃいました。でも近々会えるから生でいっぱい見てやろうと思いました」と返すと、場内が沸いた。

役のオファーを受ける前から原作は読んでいたという篠原涼子

そんな篠原だが、撮影中は「次の日の台詞の練習で本当に涙が出ちゃって。涙が出すぎちゃうと目が腫れちゃうので、抑えめにしたりして」と役にのめり込みすぎて苦労したという。2日間かかって撮影したクライマックスのシーンでは、「篠原さんは段取りの段階から号泣していて、これ続くのかな」と心配したことを西島は明かし、「子役の2人もカットがかかっても泣きっぱなしで戻れなくなって、(篠原や西島が)抱いて慰めるなど異様な現場でした」と振り返った。山口紗弥加も「現場にいるときは苦しくなってしまう瞬間がたくさんあった」と言い、川栄李奈も「この作品を観て号泣しました。今日お母さんが来ているのですが泣いて帰ってくれたら嬉しいです」とキャストからして涙なしでは観られない作品のようだ。

『人魚の眠る家』GALAスクリーニングにて

「本当にたくさん作品を撮ってきましたが、自信もって皆さんにお届けできる作品」と胸を張った堤幸彦監督は「原作を読んで他人事じゃないなというところから始まっています。皆さんもそれぞれの立場で御覧いただきまして、気に入りましたらお勧めいただきたい」と呼びかけてステージを後にした。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

『人魚の眠る家』レッドカーペットイベントにて

レッドカーペットでサインに応じる篠原涼子

レッドカーペットでサインする西島秀俊、川栄李奈、篠原涼子

若きエンジニア・星野役の坂口健太郎

星野の恋人役の川栄李奈

レッドカーペットは初めてという山口紗弥加

舞台挨拶中に談笑する堤幸彦監督と田中泯

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