故ダイアナ妃が愛用していたことで一躍有名になった。ダイアナ妃はこのティアラを身につけるたびに「重たくて頭痛がする」と嘆いていたと言われているが、キャサリン妃はそんな姿は微塵も見せずに終始エレガントに振舞っていたようだ。
そしてもう一つ注目を集めたのは、キャサリン妃が身につけていたゴージャスなネックレスだ。こちらは1863年に、デンマークのアレクサンドラ王女がエドワード皇太子(のちのエドワード7世)との結婚式で着用した歴史あるジュエリー。その後は受け継がれ、2002年にエリザベス女王の母が亡くなった際に現エリザベス女王が譲り受けたものだと言われている。キャサリン妃がこのネックレスを身につけ公の場に出るのは初めてだったこともあり、意外なチョイスに多くの人々が驚かされたようだ。
しかしフォーマルな晩餐会で華やかなジュエリーを堂々と身につけたキャサリン妃の姿には、
「いつも品があって美しいキャサリン妃こそ、英王室にふさわしい女性」
「メーガンばっかり話題にしないで、美しいキャサリン妃をもっと特集すべき!」
と妃の美しさを称賛する声が続出。また、
「未来の王妃にふさわしい、申し分のない美しさ」
「由緒あるジュエリーを堂々と身につけたキャサリン妃が素敵すぎる! 彼女は英国の誇りよ」
「ダイアナ妃もさぞ喜んでるだろうね」
などと英王室に代々受け継がれるジュエリーに引けを取らない貫禄に感銘を受けた人々の声も目立った。
これまでダイアナ妃を意識したと思われるファッションが度々話題に上ってきたキャサリン妃は今年1月に誕生日を迎え、36歳という若さでこの世を去ったダイアナ妃と同じ年齢に達した。今月初めに約6か月ぶりに公務に復帰した際には、「内面も外見も素晴らしい、世界最高のプリンセス」「今後またこの美しい姿を見られるなんてうれしい限り」とファンらの注目を集めたが、キャサリン妃が晩餐会で見せたエレガントな姿からは、未来の王妃としての気品や貫禄、そして故ダイアナ妃の面影を感じた人々も多かったようだ。
画像は『Kensington Palace 2018年10月23日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge accompany State Visit guests, including Prime Minister Theresa May, to The Netherlands State Banquet held in the Ballroom at Buckingham Palace.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)