16日間の予定でオセアニア諸国に滞在中の英王室ヘンリー王子とメーガン妃。第2日目となる17日、夫妻は国内で長期にわたり深刻な干ばつに見舞われている豪東部ニューサウスウェールズ州ダボ市郊外の農家を訪問し、地元の農場経営者に生の声を聞いた。この日は雨に見舞われたダボ市、「ヘンリー王子とメーガン妃がもたらした恵みの雨」と人々は夫妻を歓待したようだ。また、前夜にメーガン妃自らが焼いたバナナブレッドを持参したというエピソードも話題を集めている。
第1子懐妊というおめでたいニュースとともに幕を開けた、英ヘンリー王子とメーガン妃夫妻初のロイヤルツアー。第2日目は、深刻な干ばつに襲われ大打撃を受けている豪東部ニューサウスウェールズ州ダボ市の「マウンテンビューファーム」を訪れた。同ファームは1887年からウッドリー家が代々受け継いできた農家で、現在は5代目だという。ヘンリー王子とメーガン妃は家畜への餌やりを体験したり、ダボ市をはじめニューサウスウェールズ州全体に及んだ干ばつによる被害についてウッドリー家の人々から直接話を聞いた。
現在、妊娠12週の検診を終えて間もないタイミングと言われるメーガン妃は、わずか2日前に約23時間の長期フライトを終え豪州入りしたばかり。時差ボケも懸念されるなか、なんと滞在先アドミラルティ・ハウスのキッチンを拝借し、前夜に妃自らバナナブレッドを焼いたという。独身時代は自身のライフスタイルブログ「The Tig」でヘルシーなオリジナルレシピを披露したり、先月には「グレンフェル・タワー火災」の被災女性たちと50を超えるレシピがまとめられたレシピブック『Together: Our Community Cookbook』を出版するほどの料理好きで知られる。
チョコレートチップとジンジャー入りというメーガン妃お手製のバナナブレッドと英ロンドン老舗百貨店「フォートナム&メイソン」の紅茶(ロイヤルブレンド)を携えて、