胎児が胎盤の後ろ側で成長していたからだった。更に診察した女医によると、すでに妊娠28週を過ぎていたために妊娠中に作られるホルモンがたまたま検査した時にほとんど分泌されていなかったことから、検査では陽性と出なかったのだろうということだ。
「最初は、腫瘍ができていて末期がんなのかと思いました。妊娠していると言われても信じられない気持ちだったし、すごくショックを受けました。出産まで数週間という時に妊娠を知り、看護師に初めて胎児のスキャンした写真をもらったのですが、複雑な気持ちと同時に『この子が私のお腹の中にいるんだ』と思いました。『私の子供なんだわ』って。」
ローラさんは自分の妊娠を両親と交際相手のルークさんに伝えた。当然、彼らもこの事実に驚き、受け入れるまでしばしの時間を要したようだ。やがて出産間近になったローラさんは破水、陣痛を起こし再びクーム産婦人科病院を訪れた。そして18時間後、元気な男児フィン君が誕生した。
3年後の現在、ローラさんは子育てに奮闘する傍ら教師を目指してカレッジに通う計画を立てている。妊娠発覚は大きなサプライズであったが、フィン君が生まれてからはとても可愛がって育てており「もう我が子の存在なしでは生きていけない」と話している。
画像は『Mirror 2018年9月8日付「Woman goes to doctor feeling “a bit run down” only to be told she was 37 WEEKS pregnant – with no bump」(Image: www.irishmirror.ie)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)