ドリンクマシーンは毎朝洗浄しており、サラさんの注文を受けた時にはちょうど洗浄液がミルクの注入部分に接続されてあったことを認めた。加えてすぐに衛生管理局の訪問を受けたが、現在調査は終了していることを伝えて謝罪した。
サラさんは衛生局からこの洗浄液が酸性溶液であることを聞いたが、写真に撮った洗浄液の注意書きにも警告マークがプリントされ「使用時にはゴム製手袋を装着し、使用中は目を覆う必要がある。万が一皮膚に触れた場合は直ちに洗い流すように」と記されている。
妊娠37週のサラさんは液体を飲み込まなかったものの、万が一のことがあってはとすぐにかかりつけの医師の検査を受けた。しかし幸いにも体に異常はなかったようだ。これまで同店でこのような経験をしたことがなかったというサラさんだが、有害の酸性溶液がジュースや他のマシーンに接続されたままの状態で、知らずに口に入れてしまう危険性を考慮し、メディアを通して注意喚起を促すことに決めたようだ。サラさんは「口に含んだ瞬間、化学薬品の味がして一気に多くのことが頭の中を駆け巡りました。でも一番不安になったのは、お腹の胎児に何かあったらどうしようということでした。今回の件が、今後スタッフのトレーニングに活かされ、客への安全性をより重視してもらえるようになればと思っています」と話している。
画像は『CBC.ca 2018年8月3日付「Pregnant mom served cleaning solution instead of latte at southern Alberta McDonald’s」(Supplied by Sarah Douglas/Lethbridgenewsnow.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)