海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】視聴覚障害の男性、盲導犬協会から「太らせすぎ」と犬を奪われる危機に(英)

「もし1か月の猶予を与えられるなら、パディの体重を減らすよう努力する」とまで語っている。英国王立盲人協会にも連絡をしたが返事がなかったようで、現在は仕事で留守にしている息子の帰りを待って、サポートを得た時点で再び盲導犬協会側に直訴するようだ。

これに対して盲導犬協会側は「個人のケースについてはコメントできない」としながらも、このように語った。

「メードストンの男性に関しては、困難な決断でした。我々は時に、様々な理由により盲導犬を飼い主から引き離さなければなりません。飼い主がそれを不公平に感じ、メディアに訴えるのも特に珍しいことでもありません。飼い主にとってこうした対応が、非常に苦しいものであることは我々も理解していますが、それ以外の選択肢に尽き果てたうえでの苦渋の決断であり、結果を出すまでに長い時間をかけているのです。これ以上のことは申し上げられません。」

なお協会側は、今回の件が犬の体重を考慮したがための対処であるか否かに関しては容認も否定もしていない。

このニュースを知った人からは「選択肢が尽きたというのは嘘よ。盲目で耳も聞こえないデリックさんが犬を失えばどれだけ生活に困るかわかってることでしょう。せめて他の犬を提供するなどの選択肢はあるはずよ」「でもお金をかけて訓練された盲導犬って、通行人からおやつなどを貰ったりはしないよね。やっぱりデリックさんが、犬の餌の量に気を付けていれば体重は増えないんじゃないかな。そう思うと、犬を肥満にさせる飼い主に責任があるのであって、太らせたら飼育放棄で身勝手ってことになると思うけど」「障害者だけでなく誰であっても、やはり犬を飼うからには責任をもって然るべきでは」「盲導犬協会側も、訓練した盲導犬を保護してケアするという責任があるだろうから、この決断は仕方のないことなんじゃないか」「でもそれだったら減量させるようにアドバイスするとか方法はあるはず。なにも奪わなくてもいいんじゃないの」「盲導犬と飼い主の間には深い絆だってあるに違いないから、こんな形で奪われることは気の毒だ」といった声があがっている。

画像は『real fix 2018年7月27日付「A Blind-Deaf Widower Is Having His Guide Dog Taken Away – Because The Dog Has Got Too FAT」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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