TBS系のバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』が6月15日、同番組の企画から社交ダンス日本代表として活躍するまでになったキンタロー。&ロペス(岸英明)の奮闘ぶりを放送した。2人は今年の4月にオーストリア・ウィーンで行われたヨーロッパの大会、オーストリアオープン2018に出場しており、世界三大大会と言われる同大会にて好成績を出すことで現在の世界ランキング29位から20位へのランクアップを目標に掲げた。
ただ、それには決勝まで勝ち上がりファイナリストとなるのが必須条件であり、これまでにメジャー大会で日本人選手が決勝進出したことは一度もない。
番組ナレーションから「ひでみ総監督」と呼ばれるカリスマコーチ・山本英美先生が、今回も2人を成長させた。まだオーストリア大会へ向けて準備を進める頃、英美先生は2人を呼んで「本音で言うよ」と切り出す。
キンタロー。&ロペスは、昨年10月に米マイアミで行われた社交ダンス世界選手権にて歴代日本人最高位の7位という快挙を成して「マイアミの奇跡」と注目された。
英美先生は「誰もがそうなるものだが、マイアミの世界選手権が終わってやっぱり気が抜けたと思う」との主旨で話し、特にロペスに対して「何回か練習するなか、ロペスの顔が気になって気になって仕方なかった」と覇気のなさを指摘する。
「もうなんか…言葉にすれば偽物のダンスにしか見えなかった」「目や表情に全部出る」「周りが何を言おうが自分が頑張ろうと思わないと。人より努力しないといけない、人と一緒では勝てない」と激励され、ロペスのスイッチが入ったのだ。
それから2人の練習はさらに熱を帯び、