アクア・ボア地域病院へと搬送した。医師らはすぐに女児を緊急治療室へと運び、検査や治療を行った。誕生時に頭を打ったことで、女児は頭蓋骨を2か所骨折していたが、現在は徐々に回復の兆しを見せているという。
女児を生き埋めにした曾祖母はその後、警察の調べに対し「産まれてすぐに泣き声をあげず、死んだと思った。先住民の風習に従って女児を布で包み裏庭に埋めた。埋める前も生きていた兆候は全く見られなかった」と供述している。警察は曾祖母を殺人未遂容疑で逮捕した。女児の母親である少女も警察から事情聴取を受けた後、出産後の合併症のために病院へと運ばれた。
カナラナの軍事警察長官は、「女児は午後2時頃生き埋めにされたようだ。何時間も経ってから通報を受けて捜査したため、我々は女児の生存を期待していなかった。しかし土を掘り起こしていくうちに小さな泣き声が聞こえてショックを受けた。生きていると知った瞬間のあの衝撃は忘れられない。8時間も生き埋めにされた状態で生存していたのは、まさに奇跡だ」と話している。
このニュースを知った人からは、「赤ちゃんは誕生後しばらくしてから泣く場合もあるよ。それを待たずに埋めるなんて、殺そうとしたも同然」「生きていると知っていて故意に生き埋めにしたとしか思えない」「産まれてすぐにこんなひどい目にあってかわいそうに」「どうか順調に回復して、この子には良い人生を送って欲しい」「赤ちゃんをこの一家に戻さないでほしい」「言葉を失う…。でも助かって本当に良かった」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年6月7日付「Newborn baby wrongly thought to have died at birth survives being buried alive for EIGHT HOURS after cops ‘hear whimpers’」(Image: FocusOn News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)