幼い少女は、今ある自分の命が誰かによって救われたものであることをしっかりと理解していた。このほど米ユタ州で、3年前に骨髄移植を受けた7歳の少女がドナーになってくれた男性と初めて対面し、感動の涙を溢れさせた。『Inside Edition』などが伝えている。
ユタ州クリーブランドに住むエイドリアーナ・アヴィレスちゃん(7歳)が白血病と診断されたのは4歳の時、2015年5月の母の日の前日のことであった。幼いエイドリアーナちゃんの命は、その後骨髄移植により救われた。ドナーになったのは、マイク・ローレアーノさん(29歳)だった。
マイクさんは大学でドナーを募集するイベントに参加した後、非営利組織で全米骨髄ドナープログラム(NMDP)によって運営されている骨髄移植の支援コミュニティ「Be The Match」に登録することを決意し、ドナー登録者となった。
「私は自分の人生を健康に過ごしています。だから他の人にも同じように過ごしてほしいと思い、ドナーになることにしたんです。」
「Be The Match」では、移植が行われてから1年後にドナーと患者が連絡を取り合うことを許可している。アヴィレスさん一家は、エイドリアーナちゃんの骨髄移植から3年経った今年の5月13日の母の日に、マイクさんとの記念すべき初対面を行った。
当日、自宅でマイクさんの訪問を待つエイドリアーナちゃんは、マイクさんの車が敷地内に入って来るのを見ると感極まり母親のジェシーさんに抱きついて涙を流した。そしてマイクさんが玄関先に現れるとエイドリアーナちゃんは走って駆け寄り、