数年前からじわじわと流行し始めている「歯を用いたお洒落」。「マルーン5」アダム・レヴィーンのモデル妻ベハティ・プリンスルーは‟親しらず”を金に浸し、廃棄される運命だったはずの歯をペンダントトップとして再利用した。ホンモノの歯を用いて作ったアクセサリーが欧米では注目され、イヤリングに加工した“歯アクセ”などの販売も話題となった。そういったお洒落であれば「リサイクル」で済まされるのだが、それでは物足りないのか多くのセレブ達は歯の表面にキラリと輝く宝石を貼りつける、または金や銀など派手さが勝負の歯用アクセサリー“グリル”を歯に装着するなどし楽しんでいる。しかしこれらが歯に与える悪影響について、懸念する声は増えるばかりのようだ。
まるで歯の全体が金歯、または銀歯のように見えるグリルには「ちょっと無理」と抵抗がある人も、歯の表面にダイヤモンドチップを貼り付けている人気セレブ達を見れば「私もつけてみたい」と思われるかもしれない。最近では歌手P!NKも歯の表面にダイヤモンドチップを貼りつけ話題になったが、これらにつき歯科医達はどのような見解を示しているのか。
まずP!NKの歯を担当した専門家(Dr. Anjali Rajpal)は、『Us Weekly』にこのように語っている。
「グリルは大変なんですよ。取り外しが必要だし、装着した状態だと話すのも食べるのも困難ですから。でも私がしているのはダイヤモンドを歯にくっつけることです。(これらダイヤモンドは)取り外す必要がないのです。」
またこれを「クールなトレンドだ」と同専門家は語っているが、