ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領（93）を支えたバーバラ夫人が、積極的治療の断念と緩和ケアへの集中を発表。そのわずか数日後に92歳で逝去し、アメリカ国民も大きな衝撃を受けている。そんな中、孫にあたるジェナ・ブッシュ・ヘイガーさん（Jenna Bush Hager、36）が亡き祖母への思いを文章にしたため、テレビ番組にて読み上げた。

このほどテレビ番組『Today』にジェナ・ブッシュ・ヘイガーさんが登場、天国に旅立った祖母バーバラ夫人への思いこのように読み上げた。

「大好きなおばあちゃんへ」
「おばあちゃんの死で、偉大な人物をひとり喪ってしまいました。おばあちゃんは私達が頼りにしていた人。そして私達を団結させてくれた人でもありました。」
「おばあちゃんの最期の日々に、どんなに多くの人達が祈りを捧げてくださったか知っていることを願っています。そして多くの人が私に『あなたのおばあちゃんが大好きよ』と言葉をかけてくださったことも…。」
「生まれてから、ずっとそうだった。空港や通りで人々に声をかけていただき、おばあちゃんのことが大好きと言っていただいたものよ。とても嬉しかった。世界中の人々とおばあちゃんを共有している―そんな気持ちも、決して嫌ではなかったわ。」
「おばあちゃんのことを、私達は執行官なんて呼んだわね。理由はおばあちゃんが私達の力になって、ルールを示してくれたからなの。おばあちゃんのルールはいたってシンプルだった。“全ての人を平等に扱いなさい。誰であろうと、見下してはダメ。良い目的のために声を用いること。素晴らしい本を読むこと…”　ああ、おばあちゃんと本をシェア出来ないことを、私は悲しく思うでしょう。」

またジェナさんは「容姿はいずれ衰える。でも大事なのは親切な気持ちなの」とバーバラさんから学んだとのこと。そして最後に送られてきたメールの一通には、こう書かれていたという。

「あなたのことを、私はちゃんと見ていますよ。あなたを愛しているわ。」

そんな愛溢れる祖母のため書いた手紙に、