2017年11月、閉店後のマクドナルドへ忍び込み、ドリンクや食材、現金を盗んだ容疑で逮捕された女。その予備審問が、このほど米メリーランド州ハワード郡で行われた。女には3か月間の実刑判決が言い渡されたという。『Baltimore Sun』『Fox News』などが伝えている。
2017年11月5日の深夜1時過ぎ、メリーランド州ハワード郡コロンビアにあるマクドナルドにひとりの女が押し入った。同州スプリングデールに住むジェシカ=マリー・クロス(27歳)は、閉店したマクドナルドのドライブスルーの窓が開いていることに気付き、中に誰もいないことを確認すると、前のめり状態でドリンクマシーンから飲み物を注ごうと試みた。
何度か失敗するも、ソフトドリンクを紙コップに入れることに成功したクロスは、今度は窓からよじ登って店内に侵入、入れたばかりのドリンクに蓋をして店の奥へと消えた。その後、着ていたシャツで頭部を覆い隠しダンボール箱を抱えて再び現れたクロスは、箱をドライブスルーの窓際に置くと店を出て窓の外に回り、再び箱を抱えて立ち去った。
ドライブスルーの窓が見渡せるところに設置された監視カメラがこの一部始終を捉えており、カメラのタイムスタンプによるとクロスは35分ほど店内で過ごしていた。この間クロスは食べ物だけでなく、現金も盗んでいたようだ。
翌朝、出勤してきた従業員が事務所のドアが開いておりレジスターが荒らされていることに気付いた。更に現金1,400ドル(約15万円)が消えていたため警察に通報。ハワード郡警察は、