盗まれてしまった事実をジェイ君に打ち明けなければならないことに胸が痛んだ。メルさんは警察へ通報、Facebookで悲しみと怒りを露わにしてこのように綴った。
「私の9歳の息子の車椅子と歩行器を盗んでいった虫けらのような人たちへ。私の息子は脳性麻痺を抱えています。歩行器無しでは、歩くことができません。歩行器がないとサッカーをすることもできなくなります。車椅子がないと通学も困難になることでしょう。どうやったらこんな酷いことができるのですか? お願いだから、息子のために車椅子と歩行器を返してください。息子も私もこんなことをされる理由がありません。私たちはただでさえ、ハードな人生を送っているのです。」
この投稿を見た人々は、ジェイ君が新しい車椅子と歩行器を購入できるようクラウドファンディングサイト『JustGiving』にアカウントを設置し、募金を始めた。するとアカウント設置から24時間以内で目標金額を上回る募金が寄せられ、メルさんは見知らぬ人々の親切に感謝の気持ちを述べている。
このニュースを知った人からは「こういうことをする奴は、虫けら以下だ」「よくもまぁこんな酷いことができるな。早く捕まえてほしい」「道徳や品位のかけらもない奴が世の中多すぎる」「車椅子も歩行器も戻ってくるといいけど…」「盗んだ奴がこの先何かで苦しめばいい」「寄付金がたくさん集まって良かった。これで新しいのが買えるね」といった声があがっている。
画像は『Melymel J Cook 2018年3月31日付Facebook「UPDATE * I am overwhelmed with the response I have received in relation to Jaye’s equipment being stolen.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)